クライネスの紹介

コール・クライネスの歴史は長く、今年で誕生して54年になります。創立当初は団員数30人ほどだったので"Chor Kleines(独:小さな合唱団)"と名づけられました。

そんなクライネスも、今では総勢140名を超える日本有数の大合唱団となりました。男声は東工大、女声は東工大をはじめ、フェリス女学院大、清泉女子大、日本女子大などを中心に様々な大学の学生が集まって活動しています。

クライネスは人数が日本の合唱団でトップクラスであるだけでなく、コンクールでも数多くの実績を残しています。その証拠に、初めてコンクールに出場した1978年を皮切りに、34回の全国大会出場と20回の全国大会金賞受賞を果たしています。クライネスは大学合唱団としては珍しく、学生指揮者でコンクールに出場しています。学生が主体となって一つの音楽を作り上げるというのが長い歴史の中で培われたクライネスの活動理念なのです。

そして、活動の集大成として行われる演奏会では、ここ数年すみだトリフォニーホールでプロのオーケストラである横浜シンフォニエッタとの共演を果たし、毎年1000人以上のお客様にご来場いただいています。

指導スタッフ紹介

クライネスが高いレベルの合唱を維持しているのは学生の力によるものだけではありません。そこには私達を基礎から見てくださるプロの先生方の存在があります。どの先生も楽しく個性豊かで、私達と共に音楽に情熱を注いで下さっています。先生方の適切で親切なご指導のおかげで、私達は歌に、声に磨きをかけて重厚で豊かなハーモニーを作り上げていくことができるのです。

武蔵野音楽大学声楽科卒業後、すぐに東京混声合唱団に入団。高階正光氏のもとで指揮法を学ぶ。1983年からヨーロッパに留学。ストックホルムで1年間 E・エリクソン氏に師事。その後、フランクフルト音楽大学合唱指揮科で、H・リリング、W・シェーファー、ラスロ・ヘルタイ、ヘルマン・マックス各氏に師事。1987年、同大学を卒業。国際バッハアカデミー修了。
1989年帰国、同年、武満徹主催の「今日の音楽」において、R・ミール作品を指揮してデビュー。1990年、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任。1990年度「村松賞」を受賞。1991年、東京混声合唱団第127回定期演奏会を指揮し、絶賛を浴びる。1997年、東京混声合唱団専任指揮者に就任。
現在、東京混声合唱団の他、日本各地の合唱団の指揮者活動を通じて、中世、ルネッサンスから現代にいたるあらゆる時代、様々な国の合唱音楽に取り組んでいる。
1999年には、バッハのロ短調ミサ、マタイ・ヨハネ両受難曲を指揮し、バッハ没後250年の2000年はクリスマス・オラトリオ全曲演奏に取り組む。現在、NHK東京児童合唱団常任指揮者、東京混声合唱団指揮者、活水女子大学音楽学部学術研究所教授。
2010年4月より、NHK-FM「ビバ!合唱」のDJを務める。

1984年、国立音楽大学教育音楽学科第2類(リトミック科)を卒業。大学在学中から、数多くの合唱団の指揮者、伴奏者として活躍する。合唱指揮を大谷研二氏、サボー・デーネシュ氏に師事。
1989年末から翌新年にかけて、ポーランド、ドイツに合唱指揮者として招待される。1995年第19回神奈川県合唱作曲コンクールで「新しい2つのわらべうた」が入賞。その後各地で再演される。1997年、新作オペラ「川崎ふるさとオペラ」の初演指揮者に抜擢される。1998年、ハンガリー、ルーマニア演奏旅行を行い、ハンガリー・カンテムス国際合唱コンクールにおいて金賞を受賞する。
2003年度より使用されている教科書「新 高校の音楽」「新 高校生の音楽」(音楽之友社)の執筆者。
2009年、文化庁事業における神奈川フィルハーモニー管弦楽団の第九を指揮し、チケットが完売するなど、好評な演奏を繰り広げた。
2011年、伊藤康英編曲『交響的カンタータ「展覧会の絵」』でシエナ・ウインド・オーケストラを指揮し、絶賛を博す。 現在、神奈川県立湘南高等学校教員、各地の合唱講習会講師、コンクールの審査委員も務める。
著書:合唱エクササイズ リトミック編(カワイ出版)

武蔵野音楽高校・同音楽大学ピアノ科卒業。神奈川県立音楽堂主催の新人演奏会及び同推薦音楽会オーディションに合格。ソロリサイタルや神奈川フィルハーモニー管弦楽団をはじめ多数のオーケストラと、グリーク、シューマン、ガーシュウィン等 のコンチェルトを共演し、神奈川芸術祭に参加。
1992年第2回日本クラシック音楽コンクールにて、優秀賞(最優秀賞なし)を受賞。2000年7月ワルシャワ・フィル=コンサートマスターと「ピアノトリオの夕べ」で共演。この演奏が高く評価され、2001年にドヴォルザーク弦楽五重奏団との共演する。また、2003年クラクフ、2005年ウッジ・ルビンシュタイン室内楽ホールの新装オープニングセレモニーコンサートの一環として出演、2006年10月にはワルシャワショパン協会ホールにて演奏し、好評を博す。
1985年より藤沢市民オペラの音楽スタッフとして参加している。また、東京混声合唱団とともにレコーディングに携わるなど、アンサンブルピアニストとしても、幅広く活躍している。

東京芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院音楽研究科修了。声楽を杉野喜伊一、栗林義信、高橋大海の各氏に師事。教会音楽のソリストとして、モーツァルト、フォーレの「レクイエム」、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、バッハ「ヨハネ受難曲」、テレマン「マルコ受難曲」などを歌う。
2000年~2004年、2006年にはニコラス・イシャーウッド、アネット・メリウェザーの両氏によりシュトックハウゼンの声楽作品の演奏法を学び、シュトックハウゼン氏自身によるコンポジション・セミナーも受講する。
新しい音楽の創造にも情熱を注ぎ、自作を含む若手作曲家の新作初演を数多く果たしている。
2010年、初めてのソロCD『MONO=POLI』を発売、平成22年度文化庁芸術祭レコード部門にて、優秀賞を受賞。
2012年には、タリスの40声のモテットの一人多重録音、現代声楽作品、グレゴリオ聖歌を交錯させた2ndアルバム『うたかた』を発表。
2014年には一柳慧、ケージなど、通常の五線譜を使用しない作品ばかりを集めた実験的な3rdアルバム『エクステンデッド・ヴォイセス』を発表。現在、聖徳大学、文教大学講師。低音デュオ、双子座三重奏団メンバー。
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東京学芸大学D類音楽科声楽専修、同研究科卒業。在学中より伊藤栄一氏のもとで指揮法を学ぶ。中村義春、青山恵子、松浦ゆかり各氏に声楽を師事。合唱音楽を大谷研二氏に師事。
1996年・98年、英国ダーティントン夏期セミナーにてオーディション後、声楽をJ.メニング、合唱指揮をL.ヘルタイ各氏マスタークラスに参加、最終演奏会を指揮し好評を得る。
2001年、米国オレゴン大学Bach FestivalにおいてH.リリング氏による指揮者マスタークラスに奨学金受講生として参加。また同年、モーツァルト/レクイエム(古楽器伴奏)を指揮。
2003年3月、バッハ/ヨハネ受難曲(アルトソロ: 大谷研二氏 古楽器伴奏)を指揮。同7月、ヨーロッパカンタート(バルセロナ)コンダクティングコースに参加。
現在、学習院輔仁会女声Voiceトレーナー、RUO Company、べる・そ~れ他、岩手県・福島県合唱連盟講習会を経て全日本合唱連盟付属合唱センター講師を務める。
著書:DVDつき合唱教本「合唱って楽しいぃ!」 「かおる先生の合唱塾」を音楽之友社から出版
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クライネスの歴史

クライネスの歴史は長く、誕生して54年になります。時代の移り変わりの中でクライネスがどのような歴史をたどってきたかを紹介します。

  • 1963年

    コール・クライネス創立。始めはわずか数十名の合唱団であったため"Chor Kleines(独:小さな合唱団)"と名付けられる。

  • 1964年

    加藤磐郎先生が常任指揮者に就任。団員からはVAN先生の愛称で親しまれ、運営・技術の両側面においてクライネスの基盤を築き上げる。 VAN先生により団歌「われらうたう」が作曲される。

  • 1974

    年末演奏会でVAN先生の就任10周年を記念し、クライネスの過去にクライネスに在籍していたOV(Old Voice)との合同ステージが初めて実施される。

  • 1977

    全日本合唱連盟主催のコンクール都大会に初出場する。この年から現在に至るまでクライネスは毎年コンクールに出場している。

  • 1978

    コンクール都大会で初めて一位金賞を受賞。北海道で行われた全国大会へと初めて駒を進めるものの、全国大会では銅賞に終わる。

  • 1992

    コンクール全国大会出場12年目にして初めて金賞を受賞する。この年を皮切りに2014年までで合計20回もの全国大会で金賞を受賞する。

  • 1993

    新宿文化センターで行われた、創立30周年を記念するOVとの合同演奏会で、過去最高の1952人の来客数を達成する。メインステージでは、青島広志氏による演出が手掛けられる。

  • 1995

    VAN先生こと加藤磐郎先生がご逝去。生前のVAN先生を慕っていた人たちによる「VAN先生を偲ぶ音楽会」が開かれる。VAN先生の後任として前年の演奏会で客演指揮者として指揮をお願いしていた大谷研二先生を常任指揮者を迎え、新たな合唱団として再出発する。

  • 2001

    年末の演奏会で、鈴木輝昭作曲”混声合唱と管・打楽アンサンブルのための「レクイエム」”の委嘱初演を果たす。

  • 2012

    全国大会15年連続金賞受賞を果たし、日本合唱連盟より特別賞が授与される。その年の第47回演奏会では、プロのオーケストラである横浜シンフォニエッタとの共演を果たし、現在に至るまで4年連続で共演している。

  • 2013

    創立50周年を記念して、0V会と現役による50周年記念パーティーが催される。創立50周年を記念する演奏会では、クライネスの委嘱曲である鈴木輝昭作曲「レクイエム」の再演を果たす。このときの演奏は後にCDとして一般販売される。

  • AND
    KLEINES
    GOES ON!